藤岡の魚と遊ぼう  やりたなごの会
 

 環境水路の作業日誌

 この環境水路は群馬の伝統技術・巨石の空積みで作られていて、床固めは入っていません。普通、護岸工事をすると、河床の洗掘を防ぐために河床をコンクリで固めます。そして水中の生き物は住めなくなります。水があればいいのではなく、流水の仕事(河床を掘り、生産した土砂を流し、また堆積させる)が作る多様な環境の微生息場所に、様々な生物がすむのです。
 巨石積み工法が生き物の生息に適しているところは、巨石に隙間があるということよりも、床固め工をしないというところにあります。

 今日から環境水路の作業日誌をつけることにしました。
徐々に過去の記録も追加していくつもりです。(2015・3.15)


2017.7.2

今年も、電機連合群馬地協青年女性委員会の皆さんが、草刈りボランティアに来てくれました。
去年来てくれた方の3名を含め、17名の若者さんたちです。
いつもの水路と違い、この日はすっかり明るい水辺です。


池のホテイアオイとザリガニ駆除。女子3人がかって出てくれました。



この日は700mの水路のうち、
特に草の茂っている上流部約200mの草刈りを、重点的にお願いしました。


その中の最上流部。
ここは特に雑草がすぐに茂って、この環境水路の中で一番手のかかるところ。

え、いつの間に!!。
「最初に土を他所から持ってきて入れたせいでしょうか」とか土手で話していて、
後ろを見たら、なんともうきれいに刈り取ってありました。
私たちでは考えられない仕事量です。

一気にきれいになったので、次にザリガニ駆除と生き物調査をお願いしました。

ザリガニ獲りのすっかりベテランさんが、取り方のレクチャー。


ザリガニ。


足の生えたオタマジャクシ。


カワトンボのヤゴ。オニヤンマは取れていましたが、これは初めて!
生物の種類が増えてきました。イイネ!


採集した加藤さん。


名前調べ中の稚魚。


ザリガニの雌雄選別。



去年も来てくれた2名と新人さん1名。


作業終了。
すっかりきれいになった水路。
これで安心して、作業の夏休みに入ることができます。
大変ありがとうございました。

高校生さんたちとはまた違う存在感のある社会の中の皆さん。
保護保全活動は、各地で係る方たちの高齢化が問題になっています。
皆さんの笑顔を見ていると、どうして世代を繋げないのか、不思議になります。
皆さんが各地でご活躍され、社会の中で環境保護の意識が普通になることを期待です。


ヤリタナゴ調査会の斉藤さんから、この日とれた生き物と
ヤリタナゴやマツカサガイにについて説明させていただきました。

今年も、大変ありがとうございました。

後日、委員長の加藤さんから感動のメールをいただきました。

ヤリタナゴ、マツカサガイ、どじょうなど、密接に

関わり合いながら共存しているお話を聞いて、ここまで

密接でなくとも他の多くの生物や、仕事でさえも他者と

関わりあって生きているんだなと思いました。 

また、このような活動が全国または全世界で行われており(?)、

多くの生物が絶滅の危機に瀕しており、それを食い止めるべく

多くの方が活動されているのかなと思いました。

このような活動で種の絶滅を最前線で防ぎつつ、また

人の手無しで繁栄していけるような環境を作って(取り戻して)

いかなければいけないと強く思いました。

 

自然を保護する仲間が少しでも増えるよう、こちらでも

アピールしていきたいと思います。』


『若い世代の環境保護の意識がどうすれば高まるのか、

私たちの今後の活動のテーマに挙げさせていただき、

取り組んでいけたらと思います。

また少なくとも今回のメンバーは環境保護について

何かしら意識が変わったと思いますので、それぞれの

会社、地元でも広げていっていただけたらと思います。』

 

世代がつながっていくことを夢見て、
力尽きつつある私たちも、もう少し元気を出してみましょうか!



2017.6.15
去年6月、ボランティアさんが移植してくれたノジトラノオが咲きました。
絶滅危惧種1類。
でも、元の住処は圃場整備できれいに整地され、戻るところはもうありません。
ここに根を張ってください。



実は、周りにアシがどんどん生えてきています。
でも、ミゾコウジュも並んで生えてます。


カワヂシャ(おそらく)も見つかりました。


ハンゲショウも芽を出し(4・28)、無事育っています。


圃場整備以前に生えていた希少種3種が、また花咲きました。
そのうえ、ノジトラノオまで仲間入りした湿地です。

2017.6.4

老齢化しているやりたなごの会、「もう長くは続けられない」と先を心配していた矢先、
藤岡工業高校の生徒さん18名が地域の自然環境の保全のためにと、
環境ボランティアとして草刈に来てくれました。
本当にありがとう。


作業終了して。
1年生から3年生まで、富岡先生の藤工環境プロジェクトの募集
申し込んでくれたきてくれた、自然環境を考える生徒さん達です。
草刈なんて地味な仕事に、明るく取り組んでくれました。
藤工環境活動プロジェクト


集合場所の神社でヤリタナゴを守る会の福田さんとヤリタナゴ調査会の斉藤さんが、
ヤリタナゴの準備をしながら、到着待ちです。


マイクロバスで到着。
生徒18名と富岡先生(環境アドバイザー・エネルギー管理士)はじめ引率の先生。


まず、ヤリタナゴの展示説明は、調査会の斉藤さん。
私もこの環境水路の成り立ちや管理する理由、カワヂシャ減ってしまったことなど、話しました。
マムシとヤマカガシに注意も。
ずっと、よく聞いてくれている生徒さん。


周りの田んぼは、田植えシーズン。日曜日。


さあ、作業開始。水路全長700mを道路で3区間に分け。
上流部は3年生担当。


中流部は1年生の皆さん

中村堰の田口さん指導。

ホナガカワヂシャを見つけて、「カワヂシャが減って残念ですね」と言ってくれました。
ジーンとしました。


下流部は混合チーム。調査会の佐藤さんの指導。

刈った草は作業道に上げておきます。
明日、この水路の管理者市農村整備課さんが片づけてくれます。


爬虫類苦手と言ってましたが、水路に入り頑張ってます。克服?!


休憩。
私たちではほとんど手を付けられなかった中流から下流。
こんなにキレイに!


作業再開。下流に残った最後の群落。


3年生も1年生も応援に来てくれました。


全区間、開通しました。藤工パワー。


みんな頑張ってくれました。先輩の3年生の皆さん。(


水路ののり面を巨石で積んだ鬼石の群馬石積み組合の橋本さん。
コンクリート造り水路他の違いなどを力説してくれました。
「この水路は、県の環境水路の第一号です。」


中村堰土地改良区の田村さんが、農業用水の多面的機能について説明してくれました。


ヤリタナゴの生息する神流川用水の田村さん。
「藤工野球グランドのあるあたりがウチの管理です。」
駆けつけて、裏方を受け持ってくれました。

とても心強い農業用水さんの応援でした。


きれいに草刈りの手が入った水路。自然と人が関わったいい風景。
細々とでも続けてきたから見られた幸せです。

でも、こんなに手がないとできない作業なんだ...。


2017.4.9

午後雨が上がったので、気になっていたノジトラノオの植え替えをしました。


昨年移植したノジトラノオ。
これは大株になったほうですが、1年前に移植した1株からこんなに芽が出ていました。


1芽はこんな感じです。
水のつかない、少し高いところに植え替えました。

春ですね。

アマガエルが飛び出してきました。


何でしょうか。神奈川の司村さんにおたずねしました。
「「陸生の蛾の幼虫です。クロクモヤガが似てると思ったのですが、どうでしょうか?
水路に落ちてしまったのだと思います。」
どうりでちょっと水膨れたような元気のないような感じでした。
生物種が増えたのではなくて、残念。


巨大なカワニナ。


今年はクレソンが多いです。流れをクレソンがさえぎっていました。
クレソンが生えていないところに、
ホナガカワヂシャとオオカワヂシャが生えていて、去年の勢いは今のところありません。
今年何とか花を咲かせずに抜き取ってしまいたい。
セリも水路の中に侵入してきました。


抜き取ったら、流れが戻りました。
また今年も仲間と頑張りましょう、と思う。


2017.4.7

ノジトラノオが芽を出していました。
昨年移植した場所は、水がついて、元気がなかったので、心配していました。
春になったら、移植してやることにしていました。
ホタルトビケラも多数みられました。


ノジトラノオの芽が、去年移植した株の根本に出てきました。
これが一番大きかった芽です。


1株から増えています。


一緒に移植したミゾコウジュも芽を出していました。

池には藻が浮いています。
ホテイアオイが繁茂していた去年までは見られなかった現象です。


顕鏡してみると、この画像では見えないと思いますが、
染色体が螺旋なので、アオミドロでした。


水路には、ホタルトビケラが多数いました。
昨年は数個体のみだったので、ずいぶん増えました。
増えてきたトビケラたちを見ていると、生き物の住める環境のある水路に
少しづつなってきたような気がします。



2017.2.24
伝統工法の木工沈床を見学に行ってきました。
ヤリタナゴを守る会、ヤリタナゴ調査会、放送大学生物クラブ、群馬野外生物学会の先生方などの
皆さんに呼びかけて、参加いただきました。
現場は、
高崎市の国道18号、烏川君が代橋直下、高崎西部土地改良区の取水堰が設置されています。
事業者は群馬県西部農業事務所農村整備課です。


工事現場。瀬回ししているので、ちょうど既設の木枠と上に組んだ新設の木枠が見られます。
画面中央、奥に取水口があります。



今回の見学会を提案してくれた西部農政の中野課長。
昭和35年に設置された木工沈床ですが、下部はまだ健在です。
流れで傷んだ上部を取り除き新しい木枠を組んでいます。


傷んだので、取り除いた既設木工沈床の上部木枠材。
腐ってはいないです。職人さんが組んだのでしょうね。


現在は、既製品の木枠があるんですね。


木工沈床の工事現場を見られる機会は、めったにありません。
皆さん熱心に説明を聞いています。


ここは、老朽化して水漏れも始まったため補修された取水口補修工事。
魚道も付けられました。
昔は碓氷川から取水していたけれど、安中公害後、延長してここ烏川に付けたそうです。


補強のために、一部に間詰め(木枠の中に詰めた礫の間に
コンクリート流し込んで補強する)もされていました。

見ごたえのあるいい見学会でした。
「生き物にも優しいように、ずっと壊れないものではなくても、
直しながらやっていけばいいんですよ」と中野さん。
どうぞたくさんの川で、こんな優しい工法が使われますように。





2017.1月吉日


佐渡のトキです。初めてカメラに入ってくれました。(2016.6.21)
キンがまだ生きていたころ、放送大学のグループで冬のえさ場調査に通っていたので、
空を飛ぶトキを見られることは、複雑な思いはありますが、やはりうれしい。
交流のある「佐渡トキ田んぼを守る会」さんを訪ねて、研修旅行に行きました。


行くたびに見られるトキの数が増えています。(2016.6.21)
田んぼの中にいるのは、初めて見ました。


稲刈りのやっと終わった会長斎藤信一郎さんの田んぼ。


佐渡の土質とトキのえさ場になるように乾かさない管理なので、粘土状態。
コンバインも壊れそうな稲刈り。佐渡は頑張りますね。(2015.10.20)





2016.9.4


9月4日。この池にギンヤンマがやってきて産卵中。
オニヤンマのヤゴは水路の方で毎年見ていましたが、ギンヤンマは見たことがなかった。
シオカラトンボもたくさん飛んで来たので、トンボ池になるかもしれない。


2016.7.4

ホテイアオイを抜き取ってもらった池。水面が見えています。


水路にひっそりとカワヂシャを3株発見。


マメコガネ Popillia japonicaだと思われます。     
マメ科植物やクヌギの葉を食い荒らす害虫と呼ばれています。


車を脱輪させた穴も直してもらえました。安心。


7月3日、我が家の庭にあずかって確か3年目のノジトラノオ。
ヤリタナゴ会員の庭にも避難させて育てています。
どんどん増えています。
矢場に移植した株の様子もこうなるといいですが。


2016.6.5
本日は、わが環境水路にボランティアさんが来てくれました。
電気連合群馬地協 青年女性委員会の皆さんです。


もう10年以上も前、我が家の庭に預かった
圃場整備が始まる前にここに生えていたミゾコウジュハンゲショウ
それと、やはり近所の圃場整備で住処がなくなるノジトラノオを
れんごうさんに移植してもらいました。
環境水路のわきに残されていた小さな湿地があり、ヨシを刈って
そこに植えました。ここならもう安心。

その湿地は、要注意外来生物のホテイアオイで埋まっていました。それを駆除中です。
手前は、岸にその投げ上げたホテイアオイの山。
画像右は希少種の移植場所。穴を掘って準備中です。


湿地からあげたホテイアオイの山、これで半分くらいでしょうか。

ザリガニです。
環境水路に今年はほとんどいないので、不思議だったのですが、つながっているこの湿地のほうに移動していたので、ホテイアオイと一緒に駆除してもらいました。
同じ生き物、かわいそう!。とんでもない、すごい繁殖力の雑食性です。もともと住んでいた生き物たちをどんどん食べてしまう、困りもの達です。


開始にあたり、地元区長斎藤和夫様、市農村整備課増野様、ヤリタナゴを守る会福田様から挨拶いただきました。


電気連合群馬地協 青年女性委員会さんにも自己紹介をしていただきました。


ヤリタナゴ調査会から、ヤリタナゴの展示説明。


環境水路は、群馬の伝統技術石丸積みで作られています。
この工法について、石積協同組合から説明していただきました。


水面が見えた湿地。ヨシの刈り取りは農村整備課の増野さんが指導してくれました。
刈り取ったヨシやホテイアオイの山も、明日、農村整備課で片づけてくれることなり、
本当に肩の荷が軽くなった思いです。

翌日6月6日(月)、増野さん手配で、ホテイアオイの山が片づけられていました。
すごい量だったことを、再認識です。


画面左は移植用の穴を掘ってくれています。

植え戻ったミゾコウジュ。

カワヂシャの花、4ミリもないくらいの小さなく白い花。ヨシの中に生えていました。


引っ越してきたノジトラノオ。
大森先生に伺いました。

 「ノジトラノオは本州・九州の平野部の湿った場所に生えるサクラソウ科の多年草です。
沼のへりの林縁や川の縁が典型的な生育環境です。
地下茎を伸ばして枝を分け、自生地では群生します。
 花期はオカトラノオよりやや早く、梅雨の最盛期です。
 もとの自生地は関東平野、大阪平野、福岡周辺に集中し、開発や河川改修が主な減少理由です。
環境省の絶滅危惧U類で、群馬県では前橋、伊勢崎、館林、板倉から記録がありますが、
伊勢崎では絶滅したと考えられ、前橋は1地点、邑楽館林地域のものも数地点だけです。

 花の感じがオカトラノオに似ていて、希少な種と認識されにくい点も減少理由の一つかも知れません。
 また、ノジトラノオはオカトラノオやヌマトラノオと交雑しやすく、純粋なものが少ないのも絶滅危惧種である理由の一つです。
 図鑑的な「茎に褐色の毛が密生する」以外にも、花の小苞が長く、果実の時期になると
小苞が小花柄からつきだしてブラシ状になることや、花の時期に花穂が垂れることも特徴です。」

ここに根付いて、来年からは花が見られますように。




ヤリタナゴ調査会が展示した水槽のヤリタナゴ。
いつの日か、ヤリタナゴも昔々のように泳いでくれることを。


連合の皆様、本日は大変ありがとうございました。

この地に住む水辺の生き物たちに、心を寄せていただけますように。



4.17:4・29:5・8:5・22:5・29


2016.2.13
今年初めての草取りです。
初めてトビケラが採れました!

神奈川の野崎隆夫さんに見ていただきました。
「セグロトビケラ Limnephilus fuscovittatus(下)
ホタルトビケラ Nothopsyche ruficollis .

ともに,水田地帯の土水路には広く分布していたはずの種です(野崎)」


トビケラが、水路の様子を教えに、今年もがんばれと励ましに、来てくれたと思えます。




水生昆虫は圃場整備前の土水路の時にクサツミトビケラを見ましたが、
環境水路になって、ドジョウやオニヤンマのヤゴなどはずいぶん増えてきましたが、
カゲロウ、トビケラなどの水生昆虫は採れたことがありませんでした。
今日はこの水路でヤリタナゴ調査会の斉藤さんと小林さんコンビが生物調査をしていて
見つけてくれました。
トビケラも生息できる水路に環境が多様に推移していることが分かりました。
大変うれしい。今後は定期的に水生昆虫も調査してみましょう。

今日はこの後、事故りました。


イヌノフグリがもう咲いたと思ったのですが、
花が大きいのでヨーロッパ原産の帰化種オオイヌノフグリVeronica persicaでしょう。
小さなハムシたちもずいぶんたくさん飛びはじめていていました。


ホナガカワヂシャ。
冬の間、小さな葉を増やし続け株を大きくして来ていましたが、
いよいよ葉も大きく成長し始めました。
この株で、花が咲いたら押し葉標本を作ります。



上の画像の株だけ残して、ホナガカワヂシャとクレソンを抜き取りました。
ビニール袋が3つ。本日は上流部だけです。
重たいので車を水路脇の作業道路に持ってきて積みました。


さあ、今日の作業はおしまい。
バッグで道路に戻ろうとハンドル切ったら、穴にすっぽ!。
車がはまると危ないからと、自分で棒を立てておいた穴なのに、、、。


自分で何とかしようなんて思わず、すぐJAFにお願いしました。
JAFさん。どうやってあげるのでしょうか。興味津々です。


ジャッキを3台くらい使って、後ろから徐々に車体を上げていき、
すぐに前輪が穴から上がりました!
穴に蓋をかませて


ひっぱって


無事、車に傷もなく上がりました。


「よくあるケースです。スムーズに作業ができました。
この穴は石を詰めるなどしてふさいでおいたほうがいいと思います。」
辻村さん、大変ありがとうございました。


2015.12.11

稲刈りも終わり、勢いよく茂った雑草たちも大人しくなった水路。


ところが、そこにホナガカワヂシャが生え出し

どんどん横に広がっています。


その株の中に、オオカワヂシャも生え始めました。


矢印の丸い大きい葉がオオカワヂシャです。
ホナガカワヂシャの中に2株生えています。
葉は後から生えたオオカワヂシャのほうが今のところ大きい。
ホナガカワヂシャが今春、かんな川水辺の楽校で
手の付けられないほどの大株に
なっていた謎が解けました。
ホナガは冬の間に根を広げる!!


記録のために、花が咲いたら押し葉標本を作成することになりました。
その株だけ残して、抜き取らないと、大変なことになります。
冬も作業は休めませんね。


2015.11.29
だんだん元の土水路に戻っていく水路。


朽ちて倒れかけていた丸太の土止めが完全に倒れて水没しました。
倒れてみると、元からそうだったように違和感なく、
圃場整備される前の素掘りの土水路を思い出します。


イナゴがいました。

こちらもイナゴ。
松村委員に聞きました。
「ハネがあるようなので。コバネイナゴで良いと思います。
イナゴの同定は以前も書いたとおり、かなり難しいです。」


オオジシバリ。

セイヨウタンポポ。


綿毛もありました。


これも綿毛。

大森委員にききました。
「上はニガナ属ですので、生育環境などからオオジシバリの可能性が高いと思います。下はセイヨウタンポポです。果実の上半分の粗い鋸歯状の突起が特徴的です。」



今年の作業は今日でおしまいにしましょう。


2015.9.16(am6:00〜)

鎮守の森。イネも育っています。


今日は生き物調べをしてみました。


ホトケドジョウがいました。


こちらはドジョウ。顔の太さ、ずいぶん違います。


ヒメタニシ、カワニナ、シジミ。


カナヘビ。

ミズムシ。

2015.8.2(am6:00〜)

右岸側の石積み。右の平らなコンクリは橋。橋との連結部は強度を上げるため礫間に練が入っています。この部分は河床と隙間が空いてきて天端の作業用道路の端に穴が開いてきました。車がはまると危ないので、棒を立てておき、担当課市役所農村整備課にも連絡しました。既にご存知のようでした。手のかかる水路です。
でも、生き物にはやはり棲みやすい水路であることが、
9月6日の作業日に生き物たちが教えてくれました。

2015.9.6(am8:00〜)

サワガニが空積みの隙間にいました。ペアでしょうか。


老眼でよく見えずてっきりザリガニ!と思い捕まえてみたらサワガニだったのです。

不機嫌そうな目でこちらを見てるのは、♀かな♂かな。

涼しくなってきたら、ぞろぞろと生き物たちが顔を見せてくれました。

ピンボケですがホトケドジョウ。

お腹を見ると、内臓が透けて赤く見えてますから。


このお手上げですと言ってるようなのは?

オニヤンマのヤゴです。
この水路で3年くらい暮らして、日本で一番大きなトンボになります。
ふつうはもっと山のほうで見られることが多いのですが、
ここも上流部は湧水だし、ホトケドジョウもサワガニも棲める環境があるのでしょう。
環境水路。


イナゴの仲間。羽が短いしコハネイナゴに見えますが、生殖器を確認してからまた。


オンブバッタ。


トウキョウダルマガエル。


ツルマメでいいでしょうか。


ヤブツルアズキでいいでしょうか。



2015.6.7
(am6:00〜)
暑くなってきたので、朝6時から始めることにしました。
カメラを忘れ、写真は撮れませんでした。


2015.5.31(am7:00〜)
ー先週はヤリタナゴ観察会があり、除草作業は休みましたら、なんとー

水面を雑草が覆っていました。さすが雑草。
麦が実り、田んぼには水が入っていました。


アマガエル。トウキョウダルマガエルも多数。

モグラみたいな手の、ケラ。


水路を覆っているカワジシャ。抜くわけにもいかず。


オオカワジシャ。こんなに小さいのに花が咲いている。


オオジシバリ。

ギシギシ

9時になりました。作業時間は2時間。水面が出ました。
今日は、サワガニ、アメリカザリガニ、トウキョウダルマガエル、カワニナも見ました。
来週は朝6時から始めることにします。

2015.5.29
この環境水路は、県から市に移管され、担当は農村整備課になっていました。
会議でお伺いした時には、まだ決まっていないと回答があったのですが、決まっていたようですので、ご挨拶に行ってきました。


2015.5.10(作成中)

2015.5.2
―カワヂシャが大株になってたくさんはえていました!―


作業が天候その他の都合でできなかったので、水路の様子を見にやってきました。
すると、カワヂシャがいっきに生えていました。オオカワヂシャもホナガカワヂシャも生えていましたが、カワヂシャが勝っていました。ダントツです。作業開始前は、オオカワヂシャばかりで、カワヂシャはその中に数本みられる程度でしたから、作業の効果がもう出てきたのでしょう。2015年、いい春です。


カワジシャの花


カワヂシャに止まっているテントウムシ

2015.4.12
ホナガカワヂシャが生えていました

すっかり春になっていました。


雑草が伸びていますが、除草作業してきた成果が見えます。


ニホンタンポポでしょうか。丈が低くガク片が反り返っていないけど、,ぴったりとはくっついていない。タンポポも交雑種が増えているそうなので、それでしょうか。


ニホンアマガエル。背中をまだら模様の灰褐色に変えている。保護色。


ハルジオン。つぼみが垂れているから。


カワヂシャが生えてきました。嬉しい。


オオカワヂシャも生えてきました。即抜き取り。


これはカワヂシャよりちょっと葉の幅が広いので、ホナガカワヂシャかもしれないのですが、かなりカワヂシャに近い感じで迷います。これがずいぶん生えています。


ほとんどはこんなに大きくなっていました。
カワヂシャ、オオカワヂシャは1株づつ生えてきたばかり。これは成長が速いです。


葉がそっくりなのを、約1q離れたかんな川水辺の楽校のせせらぎ水路で4月18日に撮りました。もう花が咲いていました。色が濃く、カワヂシャの花ではありません。
大森先生に伺ってみました。
「昨年のホナガカワヂシャとは何か様子の違うカワジシャが、かんな川水辺の楽校と矢場の環境水路に生えています。葉の鋸刃がはっきりしていて、カワヂシャのように葉が波打っています。昨年のホナガより葉の感じがカワヂシャに近いのです が、花の色が濃い。かんな川水辺の楽校はこのホナガと思われる種は大株でもう花が咲いていました。オオカワヂシャとカワヂシャはまだ小さいのかはっきりとは見当たらないのですが。矢場の環境水路は、カワジシャ、オオカワヂシャともに確認できましたが、このホナガは成長が早く、花はまだでしたが一番大 きくなっていました。ホナガなのでしょうか?」
「大森です。
葉がオオカワヂシャに比べて細く、鋸歯がはっきりしている点はカワヂシャの特徴をとらえています。
しかし、花色はオオカワヂシャで、それより花が小さい。
などの特徴からホナガカワヂシャとするのが順当だと思います。
また、雑種強勢で成長が早い点もホナガカワヂシャを支持しています。
 ただし、ホナガカワヂシャの特徴は種子ができないので、花序が際限なく伸びる点ですので、それが観察できれば確実です。
 種子はできませんが、根茎によるクローン成長で、オオカワヂシャ並みの大きな株を作るので要注意です。」
早速ホナガとして、抜きました。
でも、かんな川水辺の楽校のせせらぎ水路はホナガの大群落で埋まりそう、どうしよう。、


2015.4.5
雨で中止。今月は12日と26日に変更。


  

2015.3.15

2015年3月15日晴。のんびり出かけたら、川崎さんと中さんがすでに作業をしていた。
中流部の中間。前回[3月1日)取り残した部分が、ずいぶん青々と茂っている。
これをほおっておくと、今までのように暑い大変な作業になるので、今のうちに。


クレソンもどんどん大きくなってきますし。

 



この中流部は橋から投げこまれるゴミが多い。礫の間を流れる水の勢いが悪いので、隙間をあさったら、こんなに出てきた。流れは音を立てるようになりました。


  斎藤さんが、ご主人自作の道具を持ってきました。
市販のは、この水路には幅が広く使いづらかったので、
ご主人が幅の狭いのを作ってくれたそうです。能率上がりました。






きれいになりました。次回はいよいよ下流部の除草に入ります。


 

2015.3.1

 だんだん作業にも慣れてきました。
 手前は橋本さん、肩とかいろいろ痛いのに、毎回参加です。


 一部は巨石を積まず、丸太の杭でのり面が抑えられています。杭は腐ってきて、下は洗掘してきています。魚たちは隠れる場ができ喜んでいそうですが、路肩を軽四が走るので、崩れては困るでしょう。この直しは、私たちの手には余ります。 

  

もう、この環境水路は県から市に移管されています。「管理は土木課課か農村整備課になると聞いていますが、どちらでしょうか」と2月16日の会議で伺ったところ、農村整備課から「まだ決まっていない」との回答がありました。
担当課が早く決まって、状況をご報告して、ご相談したいですね。


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